最期は自宅で過ごしたい 終末期に自宅で過ごした3日間

サービス内容
終末期の退院後の在宅看護
24時間・毎日のご利用
終末期の在宅でのお看取り
ターミナルケア
ご対象者について
90代 女性 脳梗塞・心不全 終末期
概要
ご自宅で過ごされていたが、いつもの時間に起きてこられず、不明言動もあって救急搬送となり、そのまま入院。広範囲の脳梗塞が認められた。治療を行うも改善みられず、意識レベルの低下もみられ「回復の見込みがない」と医師より告げられる。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行中 で家族の面会も許されない状況に、ご家族が自宅でのお看取りを決意。点滴や経管栄養などの医療行為が必要なため、24時間体制での在宅看護を希望され、公的保険外/自費のプライベート看護を依頼。
徐々に状態が悪化していくなか、無事にご自宅へ帰ることができ、退院から3日後に住み慣れたご自宅で愛犬やご家族に囲まれてのお看取りとなった。
ご利用時間帯・ご利用期間
- ご利用時間
- 24時間
- ご利用期間
- 3日間(退院からご逝去まで)
ご利用総額概算
約57万円
看護師が行ったケア
- 鼻腔/口腔からの痰の吸引
- 在宅酸素療法
- 経管栄養管理
- 膀胱留置カテーテル管理
- 末梢点滴の投与管理
- 内服薬管理
- オムツ交換/清潔ケア/更衣
ご依頼の経緯、ご家族のご心配事項
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行中 での入院で家族の面会もできない状況のなか、意識レベル低下や血圧低下、呼吸失調もあり、状態は徐々に悪化
- ご家族と病院とで複数回の協議を行った結果、自宅でのお看取りを決意
- 状態が不安定で医療処置も必要なため、在宅移行に際しては日中帯だけでなく夜間も看護師の付き添いが必要な状況
- ご家族が病院のソーシャルワーカーから、夜間対応や土日祝日対応が可能なスーパーナースの公的保険外/自費のプライベート看護の情報提供を受け、相談
- 相談後、スーパーナースの看護師がサービス内容の説明や主治医との情報共有、関連する事業者との打ち合わせを実施。相談から約5日後に退院
- 状態は徐々に悪化しており、無事に在宅移行ができるのか不安はあった
ご利用者の感想
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行中 で面会も許されず一人でさみしい思いをさせていたが、在宅移行ができたおかげで愛犬も含めた家族皆で看取ることができた。
短い期間ではあったが、最期に住み慣れた自宅で過ごせてもらえて本当によかった。
在宅移行には往診医との調整や住宅環境の準備などに時間を要すと聞いていたが、相談から5日後に在宅移行がかない、在宅での看取りが間に合ってよかった。
往診医との連携も密にとってもらい、状態変化時の対応も安心してお任せすることができた。
家族だけでは自宅での看取りは叶えられなかったし、公的保険外の訪問看護サービスがなければ、悔いが残ったと思う。