一人にできない家族を介護中 介護者の外出時に頼りになる助っ人

サービス内容
介護者の外出時やレスパイトのための在宅看護
介護者の外出中のご利用
介護者の休息・リフレッシュ(レスパイト)のためのご利用
ご対象者について
60代 男性 多系統萎縮症
概要
多系統萎縮症のため人工呼吸器装着中で奥様の介護・看護を受けながら自宅で生活。
長時間一人にすることができず、奥様自身の病院受診などの外出や冠婚葬祭への出席も難しい状況であった。
介護保険の訪問看護サービスを利用しても長時間の対応や希望する日時での依頼が難しく、公的保険外/自費のプライベート看護を依頼。
まずは日中帯4時間のご利用を行い、その後は冠婚葬祭や私用での外出目的など、必要時に利用。医療行為が多い看護内容であったが、しっかりとした事前準備に奥様も安心して出かけられ、リフレッシュされていた。
ご利用時間帯・ご利用期間
単発の不定期利用
- 利用時間
- 日中帯の数時間
(4~9時間)
- 利用頻度
- 3ヶ月に1、2度
- 利用目的
- 主介護者である奥様の外出時など
ご利用総額概算
約4~7万円/回
看護師が行ったケア
- 人工呼吸器管理
- 鼻腔/口腔/気切部からの痰の吸引
- 胃ろう/経管栄養管理
- 膀胱留置カテーテル管理
- ベッド上全介助の体位変換
- 清潔ケア
- 訪問入浴時の介助や他事業所の訪問時の対応
ご依頼の経緯、ご家族のご心配事項
- 奥様が一人で在宅での介護看護をされていた
- 人工呼吸器の使用や身体が自由に動かせないことにより、ご対象者を一人残しての長時間の外出が困難であった
- 介護保険の訪問看護サービスでは長時間滞在して対応してもらうことが困難なうえ、奥様自身の受診の予定や外出予定に合わせた日程調整も難しかった
- ケアマネージャーよりスーパーナースの保険外/自費のプライベート看護について情報提供を受け、相談
- 往診医や介護保険の訪問看護事業所など関係機関と連携を図り、情報を共有してもらった
- まずは日中4時間のご利用を行い、その後は冠婚葬祭や私用での外出目的など、必要時に利用
- ご対象者が意思疎通を図ることが難しく、普段から関わっていない看護師に初日を任せることに不安があった
公的保険サービス(介護保険・医療保険)との違いについてはこちら:保険外・自費の 訪問看護について
ご利用者の感想
事前の打ち合わせや関係者からの引継ぎなどで看護ケアの内容を対面で共有でき、当日は安心して出かけることができた。
介護保険の訪問看護サービスと違い、日時の設定を柔軟に対応してもらえることがとても助かった。
医療行為が多い看護内容だったが、看護師が前回と代わる場合も情報共有や実地研修を行っていただくことで、安心して出かけられ、自身も大いにリフレッシュすることができた。
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