仕事と在宅看護を両立 一人介護で諦めかけた自宅での看取りを叶えたい

サービス内容
終末期の退院後の在宅看護
ご家族の休息(レスパイト)のための夜間帯のご利用
介護保険による訪問看護(日中帯)との併用利用
ご対象者について
80代 女性 直腸腫瘍 終末期
概要
終末期の直腸腫瘍で病院に入院。ご対象者の希望やご家族の希望を考慮して「最期を自宅で過ごすこと」がご対象者とご家族双方にとって良いだろうと在宅でのお看取りを決断。
高齢のご対象者と現役でお仕事をされている息子様の2人暮らし。
平日の日中の仕事を続けながらでは、介護保険が適用されない夜間帯の看護が困難なため、公的保険外/自費のプライベート看護を依頼。
夜間毎日・土日祝日の日中に看護師が訪問し付き添うことで、息子様はお仕事を続けながらお母様の在宅移行をかなえ、住み慣れたご自宅でお看取りすることができた。
ご利用時間帯・ご利用期間
夜間帯毎日と土日祝日の日中帯でのご利用
(介護保険による訪問看護サービスの対応が難しい時間帯、および、ご家族が休息を取りたい時間帯のご利用)
- 夜間帯
(夜21時~翌朝7時) - 10時間・毎日のご利用
- 土日祝日の日中帯
(14時~18時) - 4時間のご利用
- 合計利用日数
- 12日間
ご利用総額概算
約97万円
看護師が行ったケア
- 鼻腔/口腔からの痰の吸引
- 経口摂取の介助
- 皮下点滴の投与管理/癌性疼痛のコントロール
- ベッド上全介助の体位調整
- オムツ交換/清潔ケア/更衣
ご依頼の経緯、ご家族のご心配事項
- 意思疎通がしっかりできる時分から、ご対象者ご自身が最期はご自宅で迎えることを希望
- 在宅移行は困難だと入院時の主治医から助言を受ける(持続点滴の管理や疼痛コントロールなどをご家族が対応するのは難しいため)
- ご対象者の希望を叶えるため、息子様がインターネットで情報収集し、スーパーナースの公的保険外/自費のプライベート看護を見つけ、相談
- 相談後、スーパーナースの看護師が、サービス内容の説明や主治医との情報共有、関連する事業者との打ち合わせを実施し、相談から約1週間で退院
- 介護保険と公的保険外/自費の看護の併用は可能なのか、連携は上手くいくのかなどの不安はあった(日中帯は介護保険、夜間帯・土日祝日は公的保険外/自費のプライベート看護)
- 在宅移行の準備は医療関係者ではない息子様にとっては初めてのことで不安はあった
ご利用者の感想
介護保険でも家族でも対応できない、夜間帯や土日祝の対応をスーパーナースのプライベート看護に任せることで安心して休め、仕事を続けることができた。住み慣れた自宅で最期までの時間を過ごすことができ、悔いなく良い時間だった。
何と言っても、入院していた病院側から「在宅療養での看取りが難しい」と判断をされていた中では、自費のプライベート看護があったからこその在宅移行ができたと思う。
何度も経験するものではないので、介護保険でのサービスを案内してくれるケアマネジャーや訪問看護ステーションなどの関係者とのやり取りにも、プライベート看護の看護師に助言をもらえたことで大変助かった。