外出付き添い看護サービスについて

療養中で外出やご旅行を諦めておられた方でも看護師が同行してサポートしますので安心です。
ご家族との外出やご旅行など大切な時間を過ごしていただけます。
もちろん、担当医と綿密な打ち合わせのうえサポートしますので、医療行為が必要な方でも、安心してご家族とお出掛けになることができます。
元気だったときのように「出掛けてみたい」というご本人の願いを実現するためのお手伝いをします。

同行する看護スタッフはどんな人たちですか？

派遣する看護スタッフは、病棟経験5年以上の実務経験がある看護師で構成されています。現場経験豊富な30～40代の女性が多く活躍しています。

定期利用も可能ですか？

もちろんです。一度利用された方が、「とても安心して外出することができた」と喜ばれ、リピート利用に繋がるケースも多くあります。「次はどこ行こうかしら？」と月1回の外出を毎回楽しみにしているといった利用者様からの嬉しいお話を伺うことが、看護師のやりがいにも繋がっています。

どんな同行サポートが可能ですか？

24時間365日、ご依頼者やそのご家族の希望に沿った同行サポートを行います。近年多い依頼内容としては、結婚式や転院の同行サポートです。その他、ちょっとした外出から、2泊3日の海外旅行まで、映画、コンサート、スポーツ観戦、ショッピングなど依頼内容は様々です。場合によっては、1名体制ではなく、数名でチームを組んだ対応も行います。
まずはお気軽にご相談ください。

どんな方からの依頼が多いですか？

同行サービスを受けるご本人様はもちろん、ご家族や病院・介護施設からのご依頼も多いです。毎月30～50件ご相談をいただいております。通常であれば外出許可が下りづらいケースでも、スーパーナースの実績やサービス内容を理解してくださっているからこそ、許可が下りたというケースもあります。

同行中、利用者の体調が急変した場合、どう対応してくれますか？

看護師は、医師からの指示書に基づいて処置をします。
急変時を考慮して、医師やご家族の方々との事前にしっかりと打ち合わせをしています。もしも指示書以外の処置が必要になった際には、速やかに医師と連携をとりながら柔軟な対応を行います。

どんな身体状態の人でも同行サポートは可能ですか？

ご利用者は、軽介助が必要な方から寝たきり、車椅子、点滴装着の方まで様々です。「病気だからできない」を「できる」ようにサポートさせていただきます。そのためには、事前打ち合わせも大変重要です。同行サービス当日までのステップは、右の詳細をご確認ください。

同行サービス当日までのステップ

当日を安心して過ごしていただくくための同行サポートはもちろん、その日のために、事前リサーチと関係各者との打ち合わせをとても大切にしています。

孫の結婚式に参加したい　（Aさんの場合）

85歳男性のAさんは入院中で移動は車椅子です。呼吸器をつけての外出となります。

Step 1相談

孫の結婚式に参加したいと願うAさんの想いを受けて、ご家族の皆さまからご相談がありました。結婚式当日、病院と会場までの往復と式が行われる約半日（6時間）の同行サポート希望です。

Step 2ご本人や医師との対面

Aさんと担当看護師が対面。身体的状況などを確認しながら、同行サポート内容をご本人さまに説明します。式当日の希望事項や緊急時について、担当医とご家族の方々とも事前にしっかりと打ち合わせをします。

Step 3式場下見＆プランナーとの打ち合わせ

式場内を事前に下見して、スムーズに移動できるか動線確認をします。車椅子での移動になるので、「エレベーターに車椅子は入るか」、「段差なく会場まで行けるか」などもチェック。万が一、車椅子が入らないなどがあれば事前にサイズに見合った車椅子をご用意いただくこともあります。また、プランナーさんとも事前打ち合わせしながら、Aさんが無理なく式場にいられる準備を行います。

Step 4プラン作成＆確認

同行サポート当日の流れとサービス内容の最終プランを依頼者であるご家族の方々と確認します。

Step 5結婚式当日

病院にAさんをお迎えにいきます。医師の指示書を受け取り、車椅子のAさんをのせて、タクシーで会場まで移動します。結婚式の間は、隣で担当看護師がサポートさせていただきます。結婚式に最後まで参加することができました。Aさんを病院に送り届けた後、ご家族の方々とその旨を確認して同行サービス終了です。

ご利用された方の事例と感想

事例 11泊2日の温泉旅行

入院中のBさんは、車椅子移動が必要な70代男性です。家族と旅行ができる最後の年になるかもしれない、と温泉旅行の同行サポートをご本人さまが希望されました。
担当看護師は、担当医とご家族さまと打ち合わせをした後、宿泊先の下見をします。（現地に行くパターンと、宿泊先のスタッフと電話でやり取りをさせていただく両方のパターンがあります。）宿内の段差部分や温泉の広さなどを事前に確認します。
当日は、スムーズに宿までお連れして、ご家族と協力し合いながらBさんも温泉を楽しむことができました。夜は待機し、必要があれば、対応します。
翌日はご家族と観光されるのに同行し、病院に送り届けて終了しました。
誰もが無理だと諦めかけていた家族旅行が実現し、皆様がとても喜ばれていたのが印象的です。

事例 2ショッピングに1日同行

施設に入居中のCさんは、車椅子移動が必要な60代の女性で、相談依頼はご家族からです。Cさんのショッピングに付き添ってほしいとのご依頼でした。
ご家族は遠方に住んでいるため対応できないためです。11時、施設をCさんと出発。
近くのショッピングモールにお連れしました。Cさんが見たいお店を一緒に周り、途中休憩をとりながら、16時には施設へ送り届けて終了です。
「数時間の外出でしたが、リフレッシュできた」と、とても喜ばれ、現在月に2回ご利用されています。「担当看護師とお出かけするその日が毎回とても待ち遠しい」とCさんがおっしゃってくださっています。