最新情報・トピックス

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第3回日本在宅看護学会学術集会アフターヌーンティーセミナーのご報告

平成25年11月16日(土)に開催された第3回日本在宅看護学会学術集会(会場:東邦大学看護学部/東京都大田区)にて、全国からお集まりになる在宅看護実践に携わる看護師さん向けに、当社主催にて日本ノーリフト協会代表 保田 淳子さんをお迎えし、アフターヌーンティーセミナーを行いました。

ノーリフトとは、1998年に、オーストラリア看護連盟で「人力のみによって患者さんを移乗することを禁止した指針」として採用された「抱えない介助」のことをいい、介助者の腰痛を防ぎ、被介護者の生活範囲を広げるなどケアの質向上を目指すものです。
在宅では、一人で訪問することが基本です。だからこそ、ノーリフトの精神を持ち看護・介護される側にもする側にも安全で安楽な介助が求められます。
セミナーでは、ノーリフトについての講義だけではなく、患者さんにも看護師にも優しいポジショニングや移動の援助方法のポイントを椅子に座ったまま実践し、より会場がひとつになって取り組むことができました。準備した100席の会場は全て埋まり、会場から学ぼうとされている熱気が伝わってくる素晴らしいセミナーになりました。
また、今回のアフターヌーンティーセミナーでご用意させていただいたお菓子は、指定就労継続支援B型事業 社会福祉法人 アムネかつしか さくらハウスさんで精神障害を持ちながら在宅で生活を送っていらっしゃる方々が作って下さったものです。
毎年、会場となった東邦大学看護学部の学祭でも売り切れてしまう人気のお菓子です。

セミナーの内容も、お菓子もそれぞれ意味のあるものをご提供することができ、ご協力して下さった皆様に心より感謝申し上げますと共に、セミナーに参加して下さった方にも御礼申し上げます。
今後も、実りあるセミナーを主催していきたい所存でございます。

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